塗装面のクリアが剥がれた…DIY補修後のザラつき、どう仕上げる?

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車の塗装のクリアが剥がれてきたので自分で補修したけど、ぼかし剤が手元になくてうまく仕上がらなかった。この時期なので表面もザラザラに…。この状態から、後日ぼかし剤で滑らかにできるの?

こんなお悩み、補修に挑戦されたことのある方なら一度は経験があるかもしれません。今回は、DIYでのスプレー塗装における「仕上げのザラつき」「ぼかし剤の効果」「リカバリー方法」について、板金塗装の経験者の立場からアドバイスをお届けします。

塗装後のザラつき、その原因は?

DIYスプレー塗装で「ザラザラな表面」になってしまうのは、主に以下の原因が考えられます。

  • スプレーの距離が遠すぎた(ミストが乾いて粉状に付着)
  • 気温が高い時期の作業で、塗膜の乾燥が早すぎた
  • 風がある環境でミストが散ってしまった
  • ぼかし剤や仕上げ処理が未使用で塗装の境目がくっきり出た

こうしたザラつきは、どんなに塗装自体が丁寧でも、最後の仕上げ工程で「肌感(はだかん)」が崩れてしまうことで起こります。

ぼかし剤なしで塗装したあと、後日ぼかせる?

まず気になる「ぼかし剤の後日使用」ですが、結論からいうと、塗装直後でなければ効果は限定的です。

ぼかし剤は塗装中や塗装直後、まだ塗膜が「完全硬化する前」に使うことで、境目を馴染ませたり、スプレーダストを溶かして滑らかに整える効果があります。1週間も経過すると塗膜はほぼ硬化しており、ぼかし剤で溶かして整えることはできません。

したがって、仕上げの再調整はペーパーがけとコンパウンドでの研磨によって行うのが現実的な方法です。

ザラついた塗装面、どうリカバリーすればいい?

DIY補修後のザラザラ面を綺麗に仕上げ直すには、以下のような工程をおすすめします。

1. 足付け(ペーパーがけ)

1500〜2000番程度の耐水ペーパーを使い、表面のダストやザラつき部分を均一に削る作業です。必ず水をつけながら作業し、力を入れすぎず丁寧に擦りましょう。

2. コンパウンドで研磨

ペーパーで削ったあとは、コンパウンドで塗装面に光沢を出します。粗目→細目→極細の順に使うと、艶が戻って新品同様のような仕上がりに近づきます。

3. 必要なら再クリア塗装

もしペーパーがけでクリア層が削れすぎてしまった場合は、再度クリアスプレーを塗布したほうがきれいに仕上がります。その際は、今度こそぼかし剤も用意して、クリア層をしっかり馴染ませましょう。

DIY補修は楽しい。でも、リスクもある

スプレー塗装は、手軽なようでとても繊細な作業です。とくにクリア塗装はムラや垂れ、肌荒れなど、プロでも気を使う難易度の高い工程です。

とはいえ、「自分で愛車を直したい」「費用を抑えたい」といった想いから挑戦する方も少なくありません。今回のように途中で道具が足りなかったり、思わぬ天候の変化で失敗してしまうこともあります。

もし仕上がりに満足できなかったり、今後も補修箇所が増えていくようであれば、補修に時間とお金をかけるより、思い切って車の買い替えを検討するのもひとつの方法です。

補修するか?買い替えるか?まずは「愛車の価値」をチェックしよう

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「まだ乗れるけど、あちこち傷んできたな…」「補修費や道具代がかさむな…」と感じたら、一度プロの査定を受けてみるのも手。思ったより高値がつくことも珍しくありません。

愛車の今の価値を知っておけば、補修にかける時間やコストとのバランスも見極めやすくなりますよ。

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まとめ:補修後のリカバリーは「研磨」がカギ。冷静な判断も大切に

今回のようなDIY補修では、ぼかし剤を使えなかった場合、後から滑らかにするにはペーパー+コンパウンドでの研磨が基本です。

DIYでの挑戦は素晴らしいことですが、もし仕上がりに不安が残ったり、車全体に痛みが見えるようなら、プロの板金業者への相談や、思い切った買い替えも視野に入れてみてください。

「直す」か「乗り換える」か——その判断の第一歩は、まずは現在の愛車の価値を知ることから始まります。

愛車の未来を、後悔のないかたちで選んでいきましょう。

補修する前に、ちょっと立ち止まって考えてみませんか?

「ちょっとしたキズくらいなら自分で直せばいいか」と思って塗料を探している方も多いと思います。
たしかに、自分で補修すれば安く済みますし、達成感もありますよね。

でも、キズの深さによっては、表面だけきれいに見えても内部でサビが進行していた…なんてケースも珍しくありません。そうなると、せっかく補修したのに数年後に大きな修理費が発生、なんてことも。

もし今の車がある程度年数が経っているなら、「このタイミングで買い替えた方がトータルでお得だった」なんて可能性もあります。

とはいえ、いきなり買い替えるのはハードルが高いですよね。なので、まずは 今の車がいくらで売れるのか をチェックしてみるのがおすすめです。

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